こんにちは、ぽたです。やっと卒論が終わりましたあああ!!これからは大学院生としてよろしくお願いいたします。
今回は、卒論を書くときに便利だったwordの機能ややり方、これを覚えておけば卒論の形を作れるよ!というまとめを作っていきたいと思います。これからwordで卒論を書く方、どう考えても必見です!!後で知って後悔したものもたくさんありますので、ぜひ早めにご覧ください。
今回紹介したい機能はこちらです。
- フォントの規定変更
- スタイルの変更
- 図表番号の挿入
- 校閲の理解
- フッターの設定
- 検索の機能
これらは僕が卒論で多用していたかつ、最初から知らなかった知識になります。行ってみましょう!!普段だとこんな機能使わないですよねえ、、、、
① フォントの既定変更
フォントの既定変更です。フォントの既定変更は、書いている文章のすべてのフォント、もしくは、ほんとにワードで書くすべての文字のフォントを変更できる素晴らしい機能です。
フォントの右下の→をクリックしましょう。すると、
このような画面がでてきます。この左上を変更したいフォントにしましょう。
僕の卒論の場合だと、日本語フォントがMS 明朝、英数字用のフォントがTimes New Romanと決まっていました。
この設定ができたら、左下の既定に設定をクリックします。すると、このような画面がでてきます。
下の選択肢のNormal.dotmはこれから開く新しいwordは全部このフォントで設定しますよ、というものです。このように既定のフォントを設定しておくことで、簡単にフォントを変更することができます。
②スタイルの変更 アウトラインの定義
スタイルの変更です。スタイルの変更をすると何がいいかというと、
見出しが自動で作れるようになります!!!
これですね。まずは、スタイルの右下の→をクリックします。
そうすると下のようなのが出てくるので、左下の赤丸の部分を押して、新しいスタイルを作製します。
そうすると、このような画面がでてきます。ここはとりあえず名前を付けるだけで大丈夫です。僕の卒論は、章、節、項と別れていました。それをスタイルとして作製しておくことで、見出しをスタイル変更するだけで見出しに自動的に反映されるというのがメリットです。
次に左下の書式の部分から段落に行きます。そうするとこの画面が開かれます。ここで大事なのがアウトラインレベルです。アウトラインレベルというのは、要はどれぐらいのパワーを持っているかということです。
僕の場合は章がレベル1、節がレベル2、項をレベル3として、やっていました。
これをすべてに適応させた後、下のボタンを押し、新しいアウトラインの定義を押します。このアウトラインの定義を行うことにより、どれだけ見出し等を字下げするか、というのも決めることが可能です。
この下の画面が開きます。この赤丸の部分を合わせましょう。僕の場合は、レベル1が章なので、対応させます。レベル2の節、レベル3の項も対応させましょう。
これがうまく設定でき、さらにリケダンブログに章、目次に節、内容に項と設定すると、下の図のように自動的に番号を振ってくれます。便利ですね。
これがちゃんとできているかというのは、表示からナビゲーションウィンドウというのを開くことで確認できます。しっかり設定できていたら、このように表示が行われているはずです。もしうまくいっていない場合はアウトラインの定義の部分を繰り返してみましょう。。たまにバグって紐づけがうまくいっていない場合があります。
最後にこれを用いて目次を作りましょう。参考資料から目次を選択します。
これで目次の完了です。このように目次を作製すると便利ですね!!!
③図表番号の挿入
図表番号の挿入は僕が一番使ったシステムです。参考文献や、図の番号を合わせるために利用します。図を1つ新しく間に挿入した場合、1個ずつ数字がずれるシステムとなっています。これはすごい便利なんです。
まずは使い方を説明いたします。
この図表番号の挿入をクリックします。すると、下のような画面が出てきます。
例えば、僕らが引用1、引用2、と作っていきたい場合は、左下のラベル名をクリックします。そこに[引用]と入力して、OKを押します。すると、図表番号の部分に引用1と表示されるようになります。
これのOKを押すと、引用1と表示されます。もう一度開いて、ラベル(L)の部分を引用とすると図表番号の部分が引用2となっているはずです。
今wordでこの状態になっているとします。ここから図表の部分の相互参照を押すと下のような画面が出てきます。
このように、図表番号を作製した後の文字が表示されています。これを挿入すると、「引用1 リケダンブログ」と挿入されます。
僕は普段、図1 作製条件 など、図に利用していて、挿入するときは右上の図表番号全体の部分を、番号とラベルのみにすると「図1」のみを挿入することが可能です。
このように、文章の図などの文字と図本体を結び付けて、自動的に番号を振り分けてくれます。図や引用などが多くなるにつれとても便利になるので是非使いましょう。
④校閲の理解
これは、ほかの人の卒論などを訂正するのに役立ちます。もちろん先生に見てもらう際には利用してくれるとは思いますが、自分で使えるようにしておきましょう。
校閲から、変更履歴の記録、をクリックしましょう。また、クリックした部分の右の部分がすべての変更履歴になっていることを確認しましょう。
すると、文字を追加した際、もしくは削除した際に、
上のように色が変わります。文字を追加した部分はアンダーライン、削除した部分は、文字本体に線が引かれます。
これが使える部分として、他の人の添削などが挙げられます。
他人の論文を見る場合、どこを直したか見やすいようにしたいですよね。それがこの校閲機能を使うと簡単にできます。
また、変更した部分は、下の承諾ボタンを押すことにより、簡単に直した部分を把握し、修正することができます。
下の図のように、上の行にカーソルを置いて承諾を押すと、その赤いひとくくりが更新され、次の変更部分へと飛ぶようになっています。これのおかげで、文章量の多い卒論などは直すのが簡単でした。
また、[変更履歴]ウィンドウを選択すると、このようにどこが変更されてるか一覧で見ることができます。
青く隠されている部分は名前が入ります。だれが直してくれたかわかる仕組みですね。
また、変更した部分をすべて一括で変更することも可能ですもちろん。
⑥フッターの設定
フッターの設定です。これは何ができるかというとページ番号を付けることができます。
まずは一番下の方をダブルクリックします。もしくは、挿入→フッター→フッターの編集をクリックします。
すると、そのページの下の部分が編集できるようになります。試しにページ番号をクリックしてみましょう。
番号のみ2をクリックするとページの下にページ番号が付いたのがわかると思います。
これでいったんは終了ですが、このままだと見出しや目次にもページ番号がついてしまいますよね??これはよくないので改良していきましょう。
まずは、見出しの部分と目次の部分のページを切り離しましょう。もともとはつながっている判定なのでページ番号もつながって表示されます。
見出しが1ページ目、目次が2ページ目、3ページ目以降に本文があったとします。まずは1ページ目で区切り→次のページから開始をクリックします。
この操作は、フッターではなく普通のページの方の操作から行いましょう。
そうすることにより、1ページ目と2ページ目が切り離されました。ただ、これはページが区切られただけです。
次に2ページ目に行き、
前と同じヘッダー/フッターを消します。これにより、フッターのリンクしているところが消えます。
これであとは、見出しの部分のページ番号を消すと、見出しの完成です。
これと同様の操作を見出しでも行い、ページのリンクを切り、フッターのリンクを切ることで数字を別にすることが可能です。
⑦検索の機能
最後に検索の機能です。
これは知っている人も多いと思いますが、これ全部直しといて!って言われたとき、すぐにそれの場所がわかります。
まずはここの検索を押して、調べたい文字を入力しましょう。
それだけです。例えば僕の場合、参考文献と数字の間は半角あけといて!!って言われたとき、調べたりしました。
最後に
お疲れさまでした。
卒論を書く皆様は、これを見て効率的に書いてくれることを祈っております。
慣れとかもあると思いますが、一番大事なのは早めに書き始めることです。
皆様頑張ってください!
それでは、また、ぽたでした。
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