コロナワクチンとインフルワクチンの違いとは!?[コロナワクチンについての解説]

その他

こんにちは、ぽたです。今回は皆さん打ったであろうコロナのワクチンについて(2021年10月においては、60%の皆様が打っているそうです。)自分の中で学びがあったのでまとめていこうと思います。

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ワクチンとは

ワクチンとは、感染症の予防に使われる医薬品。ワクチンは感染症予防において最も重要かつ効率的な手段とされています。

ワクチンという名称は、ラテン語の雌牛に由来するらしいです。世界初のワクチンである天然痘のワクチンが雌牛から作られたためです。(wikipedia参照)

ワクチンの最初って牛から作られたんですね。

現在は毎年およそ200~300万人の人の命を救っているといわれているそうです。

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インフルワクチンはこんなワクチン

インフルエンザワクチンは、生ワクチン、もしくは不活性化ワクチンという種類に入ります。これは毒性を弱めた微生物やウイルスを使用しています。

生ワクチンは不活性化ワクチンなどに比べて、獲得免疫力が強く、免疫持続期間も長いです。

逆に不活性化ワクチンは副反応が少なく、安全性が高いです。普段打っているワクチンは、不活性化ワクチンに入ります。鼻からワクチンを打つ場合は生ワクチンに入ります。

インフルエンザは変異型が多いので、毎年別の内容物なのですが、ワクチンを打っていない別の型にかかったとしても重症度は下がるみたいです。

ちなみにインフルエンザワクチンは鶏の卵から製造されます。なので卵アレルギを持っている方というのは、食物アレルギー反応を起こす可能性があります・・・・。

インフルワクチンがメインではないので一回この辺で止まっておきましょうか。

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コロナワクチンはこんなワクチン

まずはぼくが打った時の感想を少しだけ話そうかなと思います。1回目打つ前は、副反応とかあるから、安全性がわからない、みたいな感じで、だいぶ脅されたというかびびってました。皆さんそうなんじゃないでしょうか。

1回目は37度くらいの軽い熱だったのですが、2回目はしっかり39度まで出ました。でも熱のわりにしんどさはそんななかったです。死ぬほど寒気がしていたので、ジャンバーは着ていましたが・・・。

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コロナワクチンの種類

コロナのワクチンはインフルエンザのワクチンとは違い、mRNAワクチンという種類に入っています。コロナが蔓延してから1年足らずでできたように見えて、mRNAワクチンというのは、30年ぐらいにわたる研究開発の歴史があるそうです。

mRNAワクチンの歴史

mRNAとは、もともと細胞に含まれているありふれた、メッセンジャーRNAというものです。生物を履修していた方は分かるかと思いますが、DNAに書いてある情報をコピーして送る役割を果たしています。

これがDNAと一緒ではなく、単体で分離されたのが1961年です。これが壊れやすいそうなんです。(ちっちゃいんだから当たり前)だから研究が難航していたみたいです。

一番最初はDNAを用いた研究をしていました。それはうまくいっていたのですが、mRNAとなると、体に投与した際に過剰な免疫反応が起こっていました。それが10年ほど続いていました。

しかし、それの理由がわかるといっきに研究が進みました。(自分のRNAには外のRNAにはない目印がついていた)これが解決されたことによって、RNAが分解されずに済み、かつちょうどいいぐらいの免疫反応が起きるようになりました(免疫反応が弱いとワクチンとして機能しない)

それにより、爆発的に研究が進みました。他にも、コロナが爆発的に広がる前にも、「感染症のパンデミックが起こったらmRNAワクチンが必要になる」という考えの人も多かったみたいですね。

mRNAワクチンの仕組み

大雑把に説明すると、mRNAワクチンには、まずウイルスは全く含まれていません。しかし、ウイルスにかかったように演出することによって体内にいる免疫細胞をトレーニングしています。

詳しく見ていきましょう。ワクチンの中身の構成としては、mRNAの核酸分子が直径100 nmカプセルの中に入っているだけです。この大きさは本当のウイルスの大きさとほぼ同じです。

ウイルスの外側には、スパイクと呼ばれる突起があるのですが、それをゲノム解析して模倣しているのが中に入っているイメージです。

それが注射されると、免疫細胞にいったん取り込まれます。取り込まれると、先ほど説明したスパイクという突起を作りだします。このスパイクを作り出している状況は本当のウイルス感染に酷似しています。

そのあと、リンパ節にいる、キラーT細胞や、B細胞、ヘルパーT細胞などがスパイクを認識できるように樹状細胞が働きかけます。(この辺わからない方はぜひ”はたらく細胞”ってアニメ見てね、面白かったよ)

こうすることによって、本当のウイルスが入ってきた場合に対応できるようになっているというのが、mRNAワクチンの仕組みです。

こんな感じだよね多分

なぜ二回注射うつの?

基本的に、僕らがやっている勉強の復習みたいなものです。一回覚えてもこのスパイクが敵、ということを忘れていってしまうのです。そのためいい感じの忘れているタイミングでもう一度うつと完全に免疫として機能します。

現在9割以上の発症予防効果があるとされています。インフルエンザのワクチンが6割ぐらいの予防効果なので、かなり高いですよね。

ただ、先ほどもお話ししたように2回打っても体はこのスパイクが敵、ということを忘れていってしまいます。

現在、半年ほどで、抗体の強さ、抗体価というものが、1/10まで下がるということが確認されています。(低くね??)ただ、この減少というのが、本当に重症化のリスクが高まるのかというのは分かっていません。不安ですね。

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最後に

mRNAワクチンとはどのようなものか、というのをまとめていきました。ワクチンについてはいろいろな情報が交錯しているので間違っている情報があるかもしれないということを頭において読んでいただけると助かります。

それではまた、ぽたでした。他の記事も読んでいってくださいね。

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